To DooDoo with LOVE (2)
Three Stooges(3バカ大将)は、典型的なドタバタ喜劇で1930年代から大人気を博したお笑いグループ。
さまざまな事情からメンバーは入れ替わりながら続いていましたが、1975年メンバーが全員この世を去ったことで伝説のコメディアングループとなりました。
アメリカでは1934年から1959年にかけて制作された劇場映画シリーズをテレビ用に再編集したもの(その数なんと190編以上)を、再放送に次ぐ再放送を繰り返したために、彼らを知らないアメリカ人はいないとまで評され未だにファンクラブがあるほど愛されているグループです。

そのベストメンバーといわれるのが、モー・カーリー・ラリーのトリオ。
3バカ大将といいながら、実は坊主頭のカーリーがひたすらボケまくり、おかっぱ頭のモー(実はカーリーの実の兄)が乱暴に突っ込み、もじゃもじゃ頭のラリーはおろおろするしているだけなのにとばっちりを食う、という構図で毎回笑わせるというもので、ひとつひとつは20分足らずの短いストーリーの映画です。
マイケルがこの番組をこよなく愛したのはよく知られているところで、再放送を繰り返され何度も見るうちに、この短いコメディ映画が彼に様々な影響を与えていったようですね。
1999年 MTVの番組で「スリラー」であの短いストーリーのSFを作った背景を聞かれて彼はこう答えています。(ソースはこちら)
My dream was to always make short little films, because I'm a big fan of the Three Stooges, and I love watching Curly, who I think is wonderful.
They make these 15-minute shorts, and I said, 'I'd love to do something like that some day,' and ["Thriller"] was my opportunity.
僕の夢はいつもちょっとしたショートフィルムを作ることだった。僕は3バカ大将の大ファンで、特に僕が素晴らしいと思っているカーリーを見るのが大好きなんだ。
彼らはこういう15分の短いやつを作るんだ。で、僕は'いつかこんなことやれればいいな’って言ってたんだ。だから(スリラーは)僕の好機だった。
いつかやりたいと思っていた15分ほどのショートフィルム
それは起承転結のあるしっかりとしたストーリーの短編映画の要素を加えるという、1曲をただ歌ったり演奏したりして終わる当時のミュージックビデオの世界に、一石を投じるものとなりました。
スリラーに始まったその創作欲は、BAD、MOON WALKER、GHOSTSへと進化を遂げていくことになります。
その始まりのインスピレーションが、幼い頃に大好きだったドタバタコメディだったというのがマイケルらしい気がしませんか?
マイケルが特に好きだったのは、大ボケで奇声をあげるわ変な笑い方をするわ、そしてパントマイムが妙に上手なカーリーでした。
カーリーは実はマイケルが生まれた1958年にはすでに他界していました。(1952年死去)
2002年 VIBE誌インタビュー(ソースはこちら)
VIVE:何かコレクションしていますか?
I like anything to do with Shirley Temple, the Little Rascals, and the Three Stooges.
I love Curly. I love him so much that I did a book on him.
I got a hold of his daughter, and we wrote the book together.
シャーリー・テンプル、チビッ子ギャング、そして3バカ大将のものなら何でも好きだよ。
僕はカーリーが大好き。彼の本に関わったぐらい彼の事が大好きなんだ。
彼の娘さんに連絡を取って一緒に本を書いたんだよ。
調べたところ、マイケルとカーリーの娘さんとの共著というものはわかりませんでした。
でもひょっとしたら、モーの娘さんであるジョーンさんが、彼女にすれば叔父にあたるカーリーのことを書いた本があって、マイケルはその本の序文を書いているのですが、その本のことを言っているのかもしれません。
ジョーンさんはカーリーの本を作るうえで、マイケルと一緒に、彼女の従兄弟にあたるカーリーの娘さんと打ち合わせなどしたかもしれなくて、その時のことを言っているのかもしれない、と思いつつ・・
その本とは1985年出版の「Curly: An Illustrated Biography of the Superstooge」(Joan Howard Maurer著)

カーリーのお得意の笑い声が表紙にびっしりw
わたしには「にょっにょっにょ」って聞こえます。こちらで本物の nyuk nyuk nyuk をどうぞ^^
そして右上にさん然と光り輝いてますw
Foreword by MICHAEL JACKSON
この序文を読むとなんだか胸が熱くなって涙がこぼれました。
マイケルがどうして、Appleheadで、DooDooheadで、ふざけたことをして人を楽しませるのが好きで、ジョークを言って人を笑わせるのが好きなのか・・が、すこぉしだけうっすらと感じることが出来るような気がしたからです。
FOREWORD
My memories of the Three Stooges, and especially Curly, are still with me to this day.
In my childhood, around our house in Indiana, it was a daily ritual for me to watch the Three Stooges on television.
All my brothers loved them then and even more so now.
Chaplin and the Stooges are the greatest to me--their humor survives each generation.
Even my mother love to see us have fun watching them.
Rehearsing as a team and watching the Stooges were the only times we got together as a whole family.
僕のThree Stoogesの思い出、特にカーリーの思い出は、今日までずっと僕と共にあります。
僕の子供時代には、インディアナの僕の家では、テレビでThree Stoogesを見ることは毎日の日課でした。
その時から兄弟全員が彼らを好きで、今はさらに大好きなのです。
僕にとって、チャップリンとStoogesは偉大です・・彼らのユーモアは、どの時代でも生き残ってきたのですから。
僕の母でさえ、僕らが彼らを見て楽しむことを好んでいました。
チームとしてリハーサルをすることと、Stoogesを見ることは、僕たち家族全員が一緒に集まる唯一の時でした。
The Stooges' craziness helped me to relax and to escape life's burdens.
They influenced me so much that I even wrote a song about them.
Stoogesのばかばかしさは、僕をくつろがせ、人生の重荷から逃れる手助けをしてくれました。
彼らからとても影響を受けました・・彼らについての歌*さえ書いたほどです。
※「FOR THE RECORD」で調べてみましたが、The Three Stooges Songとはあるものの詳細はわかりませんでした。が1970年~1975年の未発表曲リストにやはり「The Three Stooges Song」がありました。どんな歌だったのかな。かわいい感じなのにちがいないと密かに思っています(笑)
Curly was definitely my favorite Stooge.
He was unquestionably a comic genius who understood ad-libbing better than anyone.
I loved the Stooges' slapstick action and especially Curly's funny noises and his silly, child-like mannerisms and attitudes.
He should be honored much more than what has been done for him in the past, for everyone who loves him.
Stoogeのなかでも一番のお気に入りはカーリーでした。
彼は、疑いようもなく、誰よりもよくアドリブを入れることを理解したコメディの天才でした。
僕はStoogesのドタバタ喜劇のアクションと、特にカーリーのおかしい音と彼のおばかで子供みたいな癖や態度が大好きでした。
彼は誰からも愛されているということを、過去に成されたどんなことよりも光栄に思っているはずです。
As a kid, I imitated Curly all the time, and I enjoyed feeling superior to and smarter than those three, silly grownups.
I owe so much to them that I feel they belong to me.
That's why I had to write the Foreword for this book.
僕は子供の頃、いつもカーリーの真似をして、彼ら3人よりもすぐれているんじゃないかなんていい気分のまま、おばかな大人になりました。
彼らは僕のためにいてくれていると感じるぐらい、彼らには沢山の借りがあるのです。
そんなわけで、僕はこの本の序文を書かなければならなかったのです。
Joan, the author, asked me whether I thought that Curly had suffered when he had to shave off his wavy head of hair in order to become a Stooge.
My answer was that I was sure he did, that underneath the smile may have been a tear--after all, he was a clown.
But it is our duty as entertainers to satisfy the people--to give of our souls even if it hurts.
カーリーがStoogeになるために自分の巻き毛を剃らなければならなかった時、彼が苦しんだと思うかどうか、ジョーン(著者)は僕に尋ねました。
僕の答えはおそらくそうだと・・微笑の下には涙があったかもしれない・・でも結局彼は道化役者なのです。
人々を満足させることはエンターテイナーとしての僕たちの義務です-魂を与えるのです、たとえ心が痛んでも。
Curly had a magic. He was God-gifted--a natural.
Even when he didn't intend to be funny he was magic.
カーリーは、魔法を持っていました。 彼は神様からのギフト・・生まれながらの天才でした。
彼自身に面白くする意図がない時でさえ、不思議な魅力があったのです。
Today, thirty-three years after his death, Curly still has legions of fans because he was a natural.
Such people appeal to the masses young and old--like the color blue.
彼の死後33年が経った今日でも、生まれながらの天才であるカーリーには根強いファンが沢山います。
そんなふうに年配でも若い世代の人々にもアピールするのです― 青い色のように。
I love everything about Curly and I would give anything to really know what he was like.
僕はカーリーのすべてが大好きなので、彼が本当にどんなであったかを知る何かを与えられるでしょう。
Thanks to the author, this book will clear up much of the mystery of Curly for me and his millions of devoted fans."
著者に感謝します。この本は僕と彼の熱心な数百万のファンのために、カーリーの多くの神秘をクリアにしてくれるでしょう。
Michael Jackson
メモリアルでのマーロンのスピーチを思い出します。
Michael, I will treasure the good times, the fun we had, singing, dancing, laughing.
I can remember we would come home from school and grab a bite to eat and we would try to watch‘The Three Stooges’,and mother would come in and say it was time to go to the recording studio.
マイケル・・君と歌って踊って笑ったりした楽しい時間を僕はこれからも大切にする
僕らが学校から帰って簡単に食事しながら、母さんから「レコーディング・スタジオに行く時間よ」って言われるまで、ずっと『3バカ大将』を観ていたことを思い出すよ
Stoogesのばかばかしさは、僕をくつろがせ、人生の重荷から逃れる手助けをしてくれました。
まだほんの子供だったから、大笑いできるどたばたコメディをずっと兄さんと見ていたかった、ほんとうは
ゆっくりご飯を食べる時間もないぐらいで、できるだけすぐに仕事に行かなくちゃならなかったけど
でも彼らは面白すぎて楽しすぎるから
もうちょっと
もうちょっとだけ
いいでしょう?かあさん
でもやっぱり行かなくちゃ・・
僕らの歌やパフォーマンスを喜んでくれる人たちが待っているんだから
人々を満足させることはエンターテイナーとしての僕たちの義務です-魂を与えるのです、たとえ心が痛んでも
カーリーは足に障害を持っていたためにその動きは独特で、それが見ている者には笑いを誘い、セリフ覚えも悪かったのでそれをカバーするためにアドリブを乱発していたということですが、それがまた人々にはウケる要素だったようです。
画面ではひたすらボケまくる楽しいカーリーでしたが、私生活では全く逆で大変シャイな人だったようです。
普段は足の障害を気にしながらセリフ覚えに苦労するシャイな男性が、カメラが回った途端にいきいきと天性のセンスでやる事言う事面白く、観ている人を心の底から笑わせて楽しませる・・
大ファンを自認するマイケルは、おそらくカーリーの笑顔に隠された努力や涙をとうに感じ取り、さらには同じエンターテイナーとしての宿命というものを共有する者同士、彼に共感することが多かったのかもしれません。
Hey Applehead!Come on Applehead!
どうしてマイケルのことを「Uncle Doo Doo」と呼ぶの?
あなたもご存知の通り、彼はおばかだもん(笑) ふざけたことばっかするんだよ
僕はStoogesのドタバタ喜劇のアクションと、特にカーリーのおかしい音と彼のおばかで子供みたいな癖や態度が大好きでした
僕は子供の頃、いつもカーリーの真似をして、彼ら3人よりもすぐれているんじゃないかなんていい気分のまま、おばかな大人になりました
Three Stooges(3バカ大将)の数々のお話によく登場するのが Pie Fight(パイ投げ合戦)
カーリーの本の表紙にもパイをぶつけるイラストがありましたね^^
今なら「食べ物を粗末にして」とクレーム殺到でしょうけれど、昔はいい意味で鈍感だったから
真っ白い生クリームたっぷりのパイを相手の顔めがけて投げ、それが見事に命中しただけでどうしてあんなに面白いのかw
そんなシーンを見たら子供だったら一度はやってみたい(いや大人でも)
前回のPrivate Home Movieでも、BLACK OR WHITEのSF撮影の打ち上げで、監督のジョン・ランディスを標的にする計画をMacとともにおかしくて仕方ない風に面白がって立てて

最後はスタッフも巻き込んでしっちゃかめっちゃかPie Fightシーンがありますよね^^
Macや子供たちを楽しませるため、もちろん自分が一番やりたかったかもしれませんけれど

そんな風に
笑って「バカみたい」な事でも楽しんで
お気楽なおばかな振る舞いのその裏には想像以上の苦しみが伴っても
それを感じさせずにみんなを喜ばせること
ステージ上ならそれがエンターテイナーの努めだから
プライベートならそれがただのマイケル、いや、Appleheadだから
Uncle Doo Dooだから
マイケルが甥っ子3TのTajに贈ったThree Stoogesの本

Taj, This book is valuable, I was only 3 years old when it came out.
Cherish it always. Love, Uncle Doo Doo M.J.
タジ、この本は貴重だよ。これが出版されたのは僕がたった3歳の頃だ。
ずっと大切にしてね。愛を込めて Doo DooおじさんことM.J
さまざまな事情からメンバーは入れ替わりながら続いていましたが、1975年メンバーが全員この世を去ったことで伝説のコメディアングループとなりました。
アメリカでは1934年から1959年にかけて制作された劇場映画シリーズをテレビ用に再編集したもの(その数なんと190編以上)を、再放送に次ぐ再放送を繰り返したために、彼らを知らないアメリカ人はいないとまで評され未だにファンクラブがあるほど愛されているグループです。

そのベストメンバーといわれるのが、モー・カーリー・ラリーのトリオ。
3バカ大将といいながら、実は坊主頭のカーリーがひたすらボケまくり、おかっぱ頭のモー(実はカーリーの実の兄)が乱暴に突っ込み、もじゃもじゃ頭のラリーはおろおろするしているだけなのにとばっちりを食う、という構図で毎回笑わせるというもので、ひとつひとつは20分足らずの短いストーリーの映画です。
マイケルがこの番組をこよなく愛したのはよく知られているところで、再放送を繰り返され何度も見るうちに、この短いコメディ映画が彼に様々な影響を与えていったようですね。
1999年 MTVの番組で「スリラー」であの短いストーリーのSFを作った背景を聞かれて彼はこう答えています。(ソースはこちら)
My dream was to always make short little films, because I'm a big fan of the Three Stooges, and I love watching Curly, who I think is wonderful.
They make these 15-minute shorts, and I said, 'I'd love to do something like that some day,' and ["Thriller"] was my opportunity.
僕の夢はいつもちょっとしたショートフィルムを作ることだった。僕は3バカ大将の大ファンで、特に僕が素晴らしいと思っているカーリーを見るのが大好きなんだ。
彼らはこういう15分の短いやつを作るんだ。で、僕は'いつかこんなことやれればいいな’って言ってたんだ。だから(スリラーは)僕の好機だった。
いつかやりたいと思っていた15分ほどのショートフィルム
それは起承転結のあるしっかりとしたストーリーの短編映画の要素を加えるという、1曲をただ歌ったり演奏したりして終わる当時のミュージックビデオの世界に、一石を投じるものとなりました。
スリラーに始まったその創作欲は、BAD、MOON WALKER、GHOSTSへと進化を遂げていくことになります。
その始まりのインスピレーションが、幼い頃に大好きだったドタバタコメディだったというのがマイケルらしい気がしませんか?
マイケルが特に好きだったのは、大ボケで奇声をあげるわ変な笑い方をするわ、そしてパントマイムが妙に上手なカーリーでした。
カーリーは実はマイケルが生まれた1958年にはすでに他界していました。(1952年死去)
2002年 VIBE誌インタビュー(ソースはこちら)
VIVE:何かコレクションしていますか?
I like anything to do with Shirley Temple, the Little Rascals, and the Three Stooges.
I love Curly. I love him so much that I did a book on him.
I got a hold of his daughter, and we wrote the book together.
シャーリー・テンプル、チビッ子ギャング、そして3バカ大将のものなら何でも好きだよ。
僕はカーリーが大好き。彼の本に関わったぐらい彼の事が大好きなんだ。
彼の娘さんに連絡を取って一緒に本を書いたんだよ。
調べたところ、マイケルとカーリーの娘さんとの共著というものはわかりませんでした。
でもひょっとしたら、モーの娘さんであるジョーンさんが、彼女にすれば叔父にあたるカーリーのことを書いた本があって、マイケルはその本の序文を書いているのですが、その本のことを言っているのかもしれません。
ジョーンさんはカーリーの本を作るうえで、マイケルと一緒に、彼女の従兄弟にあたるカーリーの娘さんと打ち合わせなどしたかもしれなくて、その時のことを言っているのかもしれない、と思いつつ・・
その本とは1985年出版の「Curly: An Illustrated Biography of the Superstooge」(Joan Howard Maurer著)

カーリーのお得意の笑い声が表紙にびっしりw
わたしには「にょっにょっにょ」って聞こえます。こちらで本物の nyuk nyuk nyuk をどうぞ^^
そして右上にさん然と光り輝いてますw
Foreword by MICHAEL JACKSON
この序文を読むとなんだか胸が熱くなって涙がこぼれました。
マイケルがどうして、Appleheadで、DooDooheadで、ふざけたことをして人を楽しませるのが好きで、ジョークを言って人を笑わせるのが好きなのか・・が、すこぉしだけうっすらと感じることが出来るような気がしたからです。
FOREWORD
My memories of the Three Stooges, and especially Curly, are still with me to this day.
In my childhood, around our house in Indiana, it was a daily ritual for me to watch the Three Stooges on television.
All my brothers loved them then and even more so now.
Chaplin and the Stooges are the greatest to me--their humor survives each generation.
Even my mother love to see us have fun watching them.
Rehearsing as a team and watching the Stooges were the only times we got together as a whole family.
僕のThree Stoogesの思い出、特にカーリーの思い出は、今日までずっと僕と共にあります。
僕の子供時代には、インディアナの僕の家では、テレビでThree Stoogesを見ることは毎日の日課でした。
その時から兄弟全員が彼らを好きで、今はさらに大好きなのです。
僕にとって、チャップリンとStoogesは偉大です・・彼らのユーモアは、どの時代でも生き残ってきたのですから。
僕の母でさえ、僕らが彼らを見て楽しむことを好んでいました。
チームとしてリハーサルをすることと、Stoogesを見ることは、僕たち家族全員が一緒に集まる唯一の時でした。
The Stooges' craziness helped me to relax and to escape life's burdens.
They influenced me so much that I even wrote a song about them.
Stoogesのばかばかしさは、僕をくつろがせ、人生の重荷から逃れる手助けをしてくれました。
彼らからとても影響を受けました・・彼らについての歌*さえ書いたほどです。
※「FOR THE RECORD」で調べてみましたが、The Three Stooges Songとはあるものの詳細はわかりませんでした。が1970年~1975年の未発表曲リストにやはり「The Three Stooges Song」がありました。どんな歌だったのかな。かわいい感じなのにちがいないと密かに思っています(笑)
Curly was definitely my favorite Stooge.
He was unquestionably a comic genius who understood ad-libbing better than anyone.
I loved the Stooges' slapstick action and especially Curly's funny noises and his silly, child-like mannerisms and attitudes.
He should be honored much more than what has been done for him in the past, for everyone who loves him.
Stoogeのなかでも一番のお気に入りはカーリーでした。
彼は、疑いようもなく、誰よりもよくアドリブを入れることを理解したコメディの天才でした。
僕はStoogesのドタバタ喜劇のアクションと、特にカーリーのおかしい音と彼のおばかで子供みたいな癖や態度が大好きでした。
彼は誰からも愛されているということを、過去に成されたどんなことよりも光栄に思っているはずです。
As a kid, I imitated Curly all the time, and I enjoyed feeling superior to and smarter than those three, silly grownups.
I owe so much to them that I feel they belong to me.
That's why I had to write the Foreword for this book.
僕は子供の頃、いつもカーリーの真似をして、彼ら3人よりもすぐれているんじゃないかなんていい気分のまま、おばかな大人になりました。
彼らは僕のためにいてくれていると感じるぐらい、彼らには沢山の借りがあるのです。
そんなわけで、僕はこの本の序文を書かなければならなかったのです。
Joan, the author, asked me whether I thought that Curly had suffered when he had to shave off his wavy head of hair in order to become a Stooge.
My answer was that I was sure he did, that underneath the smile may have been a tear--after all, he was a clown.
But it is our duty as entertainers to satisfy the people--to give of our souls even if it hurts.
カーリーがStoogeになるために自分の巻き毛を剃らなければならなかった時、彼が苦しんだと思うかどうか、ジョーン(著者)は僕に尋ねました。
僕の答えはおそらくそうだと・・微笑の下には涙があったかもしれない・・でも結局彼は道化役者なのです。
人々を満足させることはエンターテイナーとしての僕たちの義務です-魂を与えるのです、たとえ心が痛んでも。
Curly had a magic. He was God-gifted--a natural.
Even when he didn't intend to be funny he was magic.
カーリーは、魔法を持っていました。 彼は神様からのギフト・・生まれながらの天才でした。
彼自身に面白くする意図がない時でさえ、不思議な魅力があったのです。
Today, thirty-three years after his death, Curly still has legions of fans because he was a natural.
Such people appeal to the masses young and old--like the color blue.
彼の死後33年が経った今日でも、生まれながらの天才であるカーリーには根強いファンが沢山います。
そんなふうに年配でも若い世代の人々にもアピールするのです― 青い色のように。
I love everything about Curly and I would give anything to really know what he was like.
僕はカーリーのすべてが大好きなので、彼が本当にどんなであったかを知る何かを与えられるでしょう。
Thanks to the author, this book will clear up much of the mystery of Curly for me and his millions of devoted fans."
著者に感謝します。この本は僕と彼の熱心な数百万のファンのために、カーリーの多くの神秘をクリアにしてくれるでしょう。
Michael Jackson
メモリアルでのマーロンのスピーチを思い出します。
Michael, I will treasure the good times, the fun we had, singing, dancing, laughing.
I can remember we would come home from school and grab a bite to eat and we would try to watch‘The Three Stooges’,and mother would come in and say it was time to go to the recording studio.
マイケル・・君と歌って踊って笑ったりした楽しい時間を僕はこれからも大切にする
僕らが学校から帰って簡単に食事しながら、母さんから「レコーディング・スタジオに行く時間よ」って言われるまで、ずっと『3バカ大将』を観ていたことを思い出すよ
Stoogesのばかばかしさは、僕をくつろがせ、人生の重荷から逃れる手助けをしてくれました。
まだほんの子供だったから、大笑いできるどたばたコメディをずっと兄さんと見ていたかった、ほんとうは
ゆっくりご飯を食べる時間もないぐらいで、できるだけすぐに仕事に行かなくちゃならなかったけど
でも彼らは面白すぎて楽しすぎるから
もうちょっと
もうちょっとだけ
いいでしょう?かあさん
でもやっぱり行かなくちゃ・・
僕らの歌やパフォーマンスを喜んでくれる人たちが待っているんだから
人々を満足させることはエンターテイナーとしての僕たちの義務です-魂を与えるのです、たとえ心が痛んでも
カーリーは足に障害を持っていたためにその動きは独特で、それが見ている者には笑いを誘い、セリフ覚えも悪かったのでそれをカバーするためにアドリブを乱発していたということですが、それがまた人々にはウケる要素だったようです。
画面ではひたすらボケまくる楽しいカーリーでしたが、私生活では全く逆で大変シャイな人だったようです。
普段は足の障害を気にしながらセリフ覚えに苦労するシャイな男性が、カメラが回った途端にいきいきと天性のセンスでやる事言う事面白く、観ている人を心の底から笑わせて楽しませる・・
大ファンを自認するマイケルは、おそらくカーリーの笑顔に隠された努力や涙をとうに感じ取り、さらには同じエンターテイナーとしての宿命というものを共有する者同士、彼に共感することが多かったのかもしれません。
Hey Applehead!Come on Applehead!
どうしてマイケルのことを「Uncle Doo Doo」と呼ぶの?
あなたもご存知の通り、彼はおばかだもん(笑) ふざけたことばっかするんだよ
僕はStoogesのドタバタ喜劇のアクションと、特にカーリーのおかしい音と彼のおばかで子供みたいな癖や態度が大好きでした
僕は子供の頃、いつもカーリーの真似をして、彼ら3人よりもすぐれているんじゃないかなんていい気分のまま、おばかな大人になりました
Three Stooges(3バカ大将)の数々のお話によく登場するのが Pie Fight(パイ投げ合戦)
カーリーの本の表紙にもパイをぶつけるイラストがありましたね^^
今なら「食べ物を粗末にして」とクレーム殺到でしょうけれど、昔はいい意味で鈍感だったから
真っ白い生クリームたっぷりのパイを相手の顔めがけて投げ、それが見事に命中しただけでどうしてあんなに面白いのかw
そんなシーンを見たら子供だったら一度はやってみたい(いや大人でも)
前回のPrivate Home Movieでも、BLACK OR WHITEのSF撮影の打ち上げで、監督のジョン・ランディスを標的にする計画をMacとともにおかしくて仕方ない風に面白がって立てて

最後はスタッフも巻き込んでしっちゃかめっちゃかPie Fightシーンがありますよね^^
Macや子供たちを楽しませるため、もちろん自分が一番やりたかったかもしれませんけれど

そんな風に
笑って「バカみたい」な事でも楽しんで
お気楽なおばかな振る舞いのその裏には想像以上の苦しみが伴っても
それを感じさせずにみんなを喜ばせること
ステージ上ならそれがエンターテイナーの努めだから
プライベートならそれがただのマイケル、いや、Appleheadだから
Uncle Doo Dooだから
マイケルが甥っ子3TのTajに贈ったThree Stoogesの本

Taj, This book is valuable, I was only 3 years old when it came out.
Cherish it always. Love, Uncle Doo Doo M.J.
タジ、この本は貴重だよ。これが出版されたのは僕がたった3歳の頃だ。
ずっと大切にしてね。愛を込めて Doo DooおじさんことM.J
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