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I have to play two different roles

こないだ地上波でMen In BlackⅡしてましたね~・・て、普通に書いてますけど、ごぶさたしてますakimです^^

真剣にMIBの正社員、もとい正式なエージェントになりたい今はパートの(笑)エイリアンが、ボスのエージェントZに雇用を訴えるこのシーンは、これまたマイケルが真面目に演じるもんだから、萌えるポイントがありすぎてこりゃたまらんわい、というGirlも多いでしょうw

Michael Jackson in Men in Black 2

音読にも最適ですw

MJ:Zed, the Drolecks are gone and the treaty is signed. ゼット、条約は調印されてドロックス星人は去ったよ

Zed:ご苦労だった

MJ:Zed, what about that position you promised me in Men In Black? ゼット、君が僕に約束したメンインブラックのポストの件は?

Zed:このままエイリアン差別撤廃プログラムに取り組んでくれたまえ。また連絡する

MJ:Wait a minute! That's not what you promised me! ちょっと待って、約束がちがうよ!

Zed:電波が悪いな。よく聞こえん

MJ:Zed! Hello? Zed? ちょ、ゼット!聞こえてる?ゼーット!

Zed:またな

MJ:Zed! I could be Agent M! ゼットってば!僕ちゃんとエージェントMできるよ!

_000_MIB2_AgentM.jpg


このシーンは1分にも満たない、本当にちょっとしたカメオ出演でした。(もう一か所は電話の音声のみだもんね~)
でも映画をこよなく愛するジャクソン先生ですし、MIBは前作を見てとっても気にいってたし、残念ながらちょこっとの出演ではありましたけど、俳優としてきっちりお仕事がしたかったらしく、この短いシーンに何時間もかけていたんです。

監督のバリー・ソネンフェルドが取材で語っていたのを、ちょっと抜粋してご紹介します。(source:BARKS NEWS)
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Jacksonはこの夏の映画『Men In Black II』にカメオ出演している。監督のBarry Sonnenfeldは、次のようにLAUNCHに話している。

「彼はこの映画にすごく出たがっていた。Michaelと僕は、お互いに電話で何度も話し合って、どんな役がいいか議論した。彼がこの映画でどんなことができるか、判断できなかったからね。でも、Will (Smith) は彼の出演をクールだと思っていたらしいよ」

Jacksonは監督のSonnenfeldに全編を通じて出演させてほしいと話し、なるべく多くのシーンに出たいと頼んだ。
しかし、SonnenfeldはJacksonにこう言ったという。

「“分かってると思うけど、脚本がすでに出来上がってるし、全編は無理だよ。映画には是非とも出てもらいたいが、全部は無理だ”って。そう言うと彼は、なるべく多くのシーンに出演したいって言うんで、それも無理だと答えた。そしたら“スーツは着られるかい?”って訊くんだ。僕は“いいよ”って答えた。彼は映画に出られるってことで、すごくはしゃいでたよ」

『Men In Black II』の中にはJacksonの台詞は数行しかなく、シーンは数分でおわっってしまう。
撮影は簡単で時間もかからなかったはずだが、SonnenfeldはJacksonは何でもないその役にも真剣に取り組んでいたとLAUNCHに話している。

「Michaelが入って来ると僕はこう言った。“Michael、ここに立って。照明のチェックをしたいんだ。台本は持ってるし・・台詞も覚えてるね。これはブルー・スクリーンだ。あとで何か入れるんだけど、こうしたら・・。これはすごい。Greg、これでいいだろ?”僕はカメラマンにそう言ったんだ。“OK、これはすばらしい。35分くらい入れようか? なあ?”って。Michaelは“えぇと、そのシーンについて話をしないと”って言うから、“そうか。台本は持ってるだろう”って言うと、彼は“いや、Barry。お願いだから、話をしよう”。それで、“OK”ってことになったんだ」

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・・記事はここで終わっていて、「ちょ、その先はどうなったんすか?何の話したんすか?ジャクソン先輩は監督と役作りについてのディスカッションをしたいって言ったんすよね?こっからが肝心な話じゃないっすか!」って思うよね?普通。
そこで、探しまくったんですけど、この記事の原文はもうなくて、あきらめかけていたら、MJファンのコミュニティサイトの掲示板に続きらしい文言を発見。
残念ながら、元記事は見つからなかったんですけど、同じ内容を複数のMJファンサイトで確認したので、当時そういう発言を監督がしたのは間違いないと思いますんで、えーい、もういいやってことで続きとしてまたもや抜粋します。んがしかし、これ以降はまたもや怪しげなわたしの訳ですんで、どうか慎重にお読みくださいませ(笑)

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source:Positively Michael - A Michael Jackson Fan Club (The Michael At Work Thread)

「我々は火曜日に(※正式には2001年10月16日です)マイケルと一緒に短いシーンを撮ったんだ」と映画の監督(Barry Sonnenfeld)は言った。

「マイケルは、魅力的で面白くて、一緒に仕事をするには最高だよ」

ほんの数分のマイケルのシーンだったが、撮影はおよそ5時間ほどかかった。Sonnenfeldによると、マイケルは彼の役柄について多くの質問をしたという。彼は自分のシーンの中で、自分の背景となる特殊効果のすべてを知りたがったため、Sonnenfeldは氷山があると話したが、マイケルはより多くの詳細を求めた。

_000_MIB2_AgentM_Barry Sonnenfeld
真剣なお仕事モードのマイケルとソネンフェルド監督

He said, ‘Can I see the icebergs?
‘No we don’t have the photos yet.’
Is there anything else behind me?
‘Penguins.’ I’m making this up! I don’t know if there are going to be penguins,” Sonnenfeld said.
“‘Can I see the penguins?
‘No I don’t have the pictures of the penguins yet.’
Are they king penguins?

マイケルは言った。
「その氷山を見れる?」
「いや、まだ写真を用意できていないんだ」
「僕の背景にはほかに何がある?」
「ペンギンだ。実際そこにペンギンがいるかどうかわからないけど、いるってことにしたんだ」
「そのペンギンは見れる?」
「いや、ペンギンの写真もまだなんだ」
「それはキングペンギン?」

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そうだよ、と答えて監督は心で「もういいっしょ?君の背後の風景にそれほど特別意味なんかないんだよぅ、忙しんだからさぁ、わかってよ」的な気持ちでいたのかどうだかわかりませんが・・(笑)
さすが完璧主義のジャクソン先生、素晴らしい役作りへの姿勢!いやー頭が下がります^^

有名人によくある「ちょっとしたお遊び」でのカメオ出演ではなく、ほんの数分でも真剣に役を演じるのは、仕事にはいつも完璧を望む自分の流儀と、映画を愛してやまない彼の、映画への礼儀でもあったかもしれません。
と同時に、この時期5年ぶりのアルバムINVINCIBLEをリリースし、メディアの露出を増やしていた彼の、音楽面のみならず、「今までとは違う新しいMJ」を披露する意図もあったでしょう。
インタビューでもこう答えています。(source:Gold Magazine interview 2002

「メン・イン・ブラック2」のカメオ出演は楽しかったですか?と聞かれて

The Men In Black project really was a lot of fun because I introduced myself as the new guy.
メン・イン・ブラックのプロジェクトはすごく楽しかったな。自分を新しい男として紹介できたからね。



確かに、ファン以外の人がこんなコミカルなMJを見る事は、今までになかったでしょうから。
彼がまじめにZに訴えれば訴えるほどおかしさが増しました。

でも当時わたしは、離れていたにもかかわらず、「やっぱりマイケルは宇宙人だった」とか言われるのすごく嫌だったなぁ・・
はい、個人的な感想でした。

とはいえ、その新しいMJについては、主演のウィル・スミスがその面白さを語ってくれています。(source:BARKS NEWS)

彼がスクリーンに登場すると、観客は本当に幸せになるんだ。
まるで Michaelが世界に向けて“OK, いいんだよ。僕もみんなと同じ人間なんだ。みんなと同じように、グッド・ジョークが好きさ”って言ってるみたいだ。
でも俺が本当に好きなのは、彼がそれを真剣に演じたがっていたこと。彼は“いいかい、僕こそMan In Blackだ。本当にまじめにそうなりたいんだ”って感じだった。
観客はとても衝撃を受けると思うし、驚くと思うよ。映画の中で、それにこんな見方でMichaelを見られるのは楽しいよ

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たった1日のお仕事でしたが、お父さんでもあるマイケルは、坊ちゃん嬢ちゃんも撮影現場に同行させていました。



エージェントMのまま、帰宅の途につくマイケル。
あれ?スーツそのまま?さすがKing、自由だな~・・て、うっかり着たまま帰ったんじゃなくて、ちゃんともらったんですよ、この方^^

この撮影日のことを、とても微笑ましいエピソード付きでお話ししてくれた方がいましてね。
Men In BlackⅡのコスチュームデザイナー、メアリー・ヴォグトさん。
彼女のインタビューもお届けします。いやんだ、もうマイケルったらぁってクネクネしちゃう注意報発令!

source:Frocktalk.com
こちらはエンターテインメント業界で働く衣装関係者のお話を載せているサイトです。

メアリーさんはマイケルがカメオ出演することを残念に思っていたそう。もちろん全編に出るべき!って思っていたから(嬉)
マイケル着用のスーツを作るにあたって、超スーパー忙しいスターが仮縫いとかに来れるわけない・・と思い、仕方なくマイケルのエージェントに彼の寸法を聞くのですけれど、どうにもこうにも要領を得ない。
彼女は必死のパッチで専属デザイナーのブッシュに連絡をとり、ようやくあのブラックスーツを仕上げます。

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その当日、わたしはスーツにシャツに靴、といったいっさいがっさいを持って行ったの。
彼はソニーの撮影所にある、特別でもなんでもない普通のスターワゴンのようなトレイラーにいましたから。
彼のセキュリティはわたしが一人で来るのを知っていて、だってわたしは彼のトレイラーに多くの人が群がるようにはしたくなかったから、ひとりで彼の衣装を持って行ったの。それで、そのセキュリティが中に入れてくれたんです。

マイケルは中にいたわ。スエットパンツとローブ姿で・・
それで、この手のモーターハウスのキッチンがどれだけ小さいかご存知?なんと彼はキッチンテーブルにいてサンドイッチを作っていたのよ!
そこには二人の子供たちが、彼の小さな子供たちが塗り絵をしていたの。

それは想像もしなかった、非の打ちどころのない普通の家族の一場面だった。
彼の働く場所に子供たちがいるなんて考えもしなかった・・しかもマイケルが子供のためにサンドイッチを作っているなんて、全く予想していなかったから・・。
わたしが予想していた出来事があるなら、それは少し複雑か・・あるいは少しばかり奇妙なものじゃないかと・・。

彼はちょうどこんな感じで、「Oh, hi! Oh, you have my suit? Oh, I’ll put it on! やあ!こんにちは!ああ、それ僕のスーツだね?すぐ着るよ!」と言って、トレイラーの後部で着替えたの。
わたしはあらかじめ結ばれているネクタイを用意していたの。首の後ろでマジックテープでつけるタイプの。
そう、マイケルは、そういうすでに出来上がった形状の衣装を使うことに慣れていたのね、おそらくステージとかで・・だから全てうまくいったわ。
彼がそのスーツを欲しがったので、(それは予想通り)わたしは「もちろん!」と答えたわ。

彼が本当に穏やかで、他の何よりも子供たちの昼食に関心を持っていたというのがとても興味深かった。
そこへ着メロが鳴って、それは仕事の電話だったのだけど、マイケルは突然完璧に変身したの!
仕事一筋といった感じのデキる人の声で、まるでウォール街の株トレーダーのような、とても有能な人物に。
本当に彼がどれだけビジネスマンだったか、お見せしたかったわ。本当に興味深かった。

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子供たちの世話をきちんとこなす優しいパパの顔から一転、高いプロ意識を持って自分のするべき仕事に打ち込む。
ああ、これぞ世の育メンの鏡!見習ってほしいものだね、シトワイヤン!てか、あたしが見習わないとだわ!子供いないけど!がはは!\(^o^)/

source:Interview USA TODAY 2001

あなたは父親になってどんなふうに変わりましたか?と聞かれて

In a huge way.
You have to value your time differently, no doubt about it.
It’s your responsibility to make sure they’re taken care of and raised properly with good manners.
But I refuse to let any of it get in the way of the music or the dance or the performing.
I have to play two different roles.
大きく変わったね。
間違いなく、今までとは違う時間の使い方をしなければならないってこと。
子供達の世話をしっかりやって、正しいマナーを教えて、きちんと育てるのが親としての責任だ。
だからといって、それを自分の音楽やダンスやパフォーマンスの妨げにはさせたくない。
だから僕は、二つの違う役割をそれぞれ務めなくてはならないんだ


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さて、このインタビュー時期も含めてINVINCIBLE制作期間は、曲の創造に取り組むアーティストと、ちょうど手のかかる幼児を育てるパパの役割をしっかり使い分けねばならない時期でもありました。

つい最近、その頃の彼の姿をとらえた動画がお目見えしましたね。
それは何かと尋ねたら・・

続きますw


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祝!久々更新

一体なにが素晴らしくて 
35分ぐらい入れようとしたのか
そして、マイケルが話したかったのは?
スーツで魅了計画はこの頃から練られていたものだったのか?

元記事のBERKS NEWSの意味がよくわからないところを追求しただけでなく、

映画への熱き思い、育メン&クッキングパパ、そして、ハゲタカMJ。。

ただでさえ、大好きな時期のことなのに、こんなにも大好きな要素が詰まってるうえに、まだ続きがあるなんて、、素敵すぎますっ!

yomodaliteさん

返事遅すぎるYO!本当にごめんなさい!(/_;)
しかもこんなに楽しみにしてくださってる風なのに、続きどないなっとんねん!っていうね
久しぶりに更新したと思ったら、続きちゃうやないかっつーね
書いた本人も「続き」ってどうするつもりだったのか・はて・・みたいなね
い、いやいやいや、続きあります、書きます!w
yomodaliteさんからお褒めの言葉を頂くなんて、マジ光栄ですんで、不肖akim、必死のパッチで続き書きますんで、ゆるくお待ちくだされば嬉しいです~
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gonpee2008

Author:gonpee2008
名前はakim
家族は主人と猫のゴン&ピー
いたってノーマル・・だけどMJバカw

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