Smellyの真実の、そのまた真実
以前、クインシーがマイケルのことを「Smelly」と呼ぶようになったきっかけ・・というのを、マイケル本人がインタビューで答えていたのでそれを記事にしたのですが。
かいつまんで言うと、マイケルいわく「気に入ったリズムを褒めたかったけど、悪い言葉は使いたくなかったからSmellyを使ったら、そこからクインシーが僕をSmellyと呼び始めた」みたいなことでした。
じゃ、悪い言葉ってなんだったの?
Smellyはなんの言葉の代用だったんだろ?
と、普通なら思うのですがその頃一応調べたつもりだったんですけれどやっぱりわからなくて、しかも英語ばっかだしついには面倒になってきて、ま、いっかとそのまま放置していたんですが。
コメントで親切に教えてくださった方がいらっしゃいました!
ありがたや・・
教えていただいたニュースソースサイトはこちらです。
この話の終着点にたどり着くための情報、本当にありがとうございました。
2001年10月15日
日本なら徹子の部屋、USならオプラ・ウィンフリー・ショウ、と言われる(わたしの中ではw)国民的なTVトークショウにクインシーが出演。
途中でマイケルが電話で参加します。
ですが、なにせ会話だし、自分の翻訳力って中学生レベルだし、とても全部の細かいニュアンスは伝えきれないし、間違った解釈しちゃうとまずいと思うので、クインシーがSmellyの真実を語る部分だけ頑張ってみました。
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Quincy: This is Quincy. Can I call you by the name we used to call and talk to each other by?
クインシーだよ。昔お互いで呼んでいた名前で君を呼んでもいいかい?
Michael: Yes, if you want.(giggles)
いいよ、君が望むなら(くすくす)
Quincy: Well, OK, s...
よしOK、ス・・
Michael: I'm scared. (audience laughs)
こわいよ(観客笑う)
Quincy: Smelly.. What'd he say?
スメリー・・彼、なんて?
Oprah: He said 'I'm scared.' (more laughter)
こわいよってw(爆笑)
Quincy: Smelly. OK.
スメリー、OK.
Oprah: Now where did that come from? That...
では、それはどこからきたの?
Quincy: That's very affectionate, because Michael does not use any profanity, ever. Right, right, Smelly?
それはとっても親愛がこもったものだよ。だってマイケルは冒涜的な言葉を決して使わなかったからね。
そうだよな、スメリー?
Michael: No P no. That's right.
Pはだめ。その通り。 (注:P音で消されるような言葉はだめだという意味)
Quincy: And, and so when it got good, we'd say 'That was funky.' He said "Don't say that, it's smelly jelly," you know? (audience laughs) It's smelly jelly, so from now...
そう、僕らはいいものができると「あれはファンキーだった」って言ってたんだ。そしたら彼は「その言葉は言わないで。臭いゼリー(smelly jelly)って言ってよ」って。みなさん、わかる?(観客ウケる)臭いゼリーだよ。まぁそれからだね・・。
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マイケルはFunkyの代わりにsmellyを使ったんですね。
ではなぜ、Funky がいけなかったのかを調べたところ、もともと「Funky」には「臭い」という意味があって、決してほめ言葉ではなかったのですね。
さらに細かい意味としては、「黒人の強い体臭」を表していた俗語でした。
そこから、アメリカ南部のブルースなんかの雰囲気を、黒人の泥臭さを感じるという意味でそう呼ぶようになり、そのうちに、黒人っぽくてかっこいいとかという意味になっていき、やがてジャズ、R&Bなど広く色んな音楽のしびれるようなリズムだとかに、今度は褒め言葉として使われていったのだということです。
でもマイケルは昔の黒人に対する蔑視のような俗語だったことからこの言葉を嫌ったのでしょう。
だから同じ「臭い」というSmellyを使って、黒っぽくていいなという気持ちを表したのですね。
勉強になります、ジャクソン先生w
このあと、彼はクインシーから「曲を書くな。音楽に書かせるんだ。僕らは音楽が自ら創りあげるもののただの通り道なんだよ」と教えられたと語っています。
神性をとても重要視していたクインシー。
マイケルも同様でしたね。
お互い、神から授かるものを大切にするクリエイター同士。
彼らがタッグを組んだアルバムが成功しないはずないのでした。
マイケルが出番を終える時に交わされた二人の挨拶で今日の記事も終わります。
Quincy: I love you, Smelly.
Michael: I love you more, Quincy.
かいつまんで言うと、マイケルいわく「気に入ったリズムを褒めたかったけど、悪い言葉は使いたくなかったからSmellyを使ったら、そこからクインシーが僕をSmellyと呼び始めた」みたいなことでした。
じゃ、悪い言葉ってなんだったの?
Smellyはなんの言葉の代用だったんだろ?
と、普通なら思うのですがその頃一応調べたつもりだったんですけれどやっぱりわからなくて、しかも英語ばっかだしついには面倒になってきて、ま、いっかとそのまま放置していたんですが。
コメントで親切に教えてくださった方がいらっしゃいました!
ありがたや・・
教えていただいたニュースソースサイトはこちらです。
この話の終着点にたどり着くための情報、本当にありがとうございました。
2001年10月15日
日本なら徹子の部屋、USならオプラ・ウィンフリー・ショウ、と言われる(わたしの中ではw)国民的なTVトークショウにクインシーが出演。
途中でマイケルが電話で参加します。
ですが、なにせ会話だし、自分の翻訳力って中学生レベルだし、とても全部の細かいニュアンスは伝えきれないし、間違った解釈しちゃうとまずいと思うので、クインシーがSmellyの真実を語る部分だけ頑張ってみました。
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Quincy: This is Quincy. Can I call you by the name we used to call and talk to each other by?
クインシーだよ。昔お互いで呼んでいた名前で君を呼んでもいいかい?
Michael: Yes, if you want.(giggles)
いいよ、君が望むなら(くすくす)
Quincy: Well, OK, s...
よしOK、ス・・
Michael: I'm scared. (audience laughs)
こわいよ(観客笑う)
Quincy: Smelly.. What'd he say?
スメリー・・彼、なんて?
Oprah: He said 'I'm scared.' (more laughter)
こわいよってw(爆笑)
Quincy: Smelly. OK.
スメリー、OK.
Oprah: Now where did that come from? That...
では、それはどこからきたの?
Quincy: That's very affectionate, because Michael does not use any profanity, ever. Right, right, Smelly?
それはとっても親愛がこもったものだよ。だってマイケルは冒涜的な言葉を決して使わなかったからね。
そうだよな、スメリー?
Michael: No P no. That's right.
Pはだめ。その通り。 (注:P音で消されるような言葉はだめだという意味)
Quincy: And, and so when it got good, we'd say 'That was funky.' He said "Don't say that, it's smelly jelly," you know? (audience laughs) It's smelly jelly, so from now...
そう、僕らはいいものができると「あれはファンキーだった」って言ってたんだ。そしたら彼は「その言葉は言わないで。臭いゼリー(smelly jelly)って言ってよ」って。みなさん、わかる?(観客ウケる)臭いゼリーだよ。まぁそれからだね・・。
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マイケルはFunkyの代わりにsmellyを使ったんですね。
ではなぜ、Funky がいけなかったのかを調べたところ、もともと「Funky」には「臭い」という意味があって、決してほめ言葉ではなかったのですね。
さらに細かい意味としては、「黒人の強い体臭」を表していた俗語でした。
そこから、アメリカ南部のブルースなんかの雰囲気を、黒人の泥臭さを感じるという意味でそう呼ぶようになり、そのうちに、黒人っぽくてかっこいいとかという意味になっていき、やがてジャズ、R&Bなど広く色んな音楽のしびれるようなリズムだとかに、今度は褒め言葉として使われていったのだということです。
でもマイケルは昔の黒人に対する蔑視のような俗語だったことからこの言葉を嫌ったのでしょう。
だから同じ「臭い」というSmellyを使って、黒っぽくていいなという気持ちを表したのですね。
勉強になります、ジャクソン先生w
このあと、彼はクインシーから「曲を書くな。音楽に書かせるんだ。僕らは音楽が自ら創りあげるもののただの通り道なんだよ」と教えられたと語っています。
神性をとても重要視していたクインシー。
マイケルも同様でしたね。
お互い、神から授かるものを大切にするクリエイター同士。
彼らがタッグを組んだアルバムが成功しないはずないのでした。
マイケルが出番を終える時に交わされた二人の挨拶で今日の記事も終わります。
Quincy: I love you, Smelly.
Michael: I love you more, Quincy.
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