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Michael and Academy Award.

8日に行われた第82回アカデミー賞。

そこで2009年に惜しまれて旅立った映画人への追悼コーナーが。


そこに


彼もいました。


(Youtubeでご覧になりたい方はこちらから)

Beatlesの「In my life」をジェームズ・テイラーが弾き語る中、はじめにでてきたのはわたしも何度も観て泣いた「Ghost~NYの幻」に主演したパトリック・スウェイジでした。
その後、多くのハリウッドを支えてきたであろう人々・・。

名前の下には肩書き。

・・プロデューサー、ディレクター、アクター・・


そしてMichael Jacksonの名前が。

彼の名の下には何もありませんでした。



Oscar2010_2.jpg



彼のWikipediaでの肩書きは

Singer, songwriter, record producer, composer, dancer, choreographer, actor, peace activist, businessman, philanthropist

と、あまりにも沢山ありましたからアクターと一言で片付けられない。

少し話はそれますが、英語版のWikipediaには、日本のそれとは違う肩書きがあります。

peace activist(平和活動家), businessman(実業家), philanthropist(篤志家あるいは慈善家)

この最後の3つは彼を語る上で、とてもとても大切なキーワードです。

彼の類稀なエンタティンの才能、パフォーマンス、それらを愛してくれた母国。
この国は、彼を認め、彼を賞賛し、彼を頂にまで登らせ、そして彼を愛してやまなかった。
そうして成功したからこそ、彼は財力を持ち、それらを弱い立場の人たちや悲しい立場にある子供たちのために役立て、真の平和への道筋を築きたかった。
だからこそ持っている財力をさらに強くする必要もあった。
だけれども、そんなふうに彼が頑張れば頑張るほど、この国は彼を傷つけ、彼を疑い、彼を非難し、彼に冷たかった。

彼を愛してやまないのに、同時に彼に冷たかった彼の母国。

でも今、この国での彼の肩書きには、さまざまな才能を持つエンターテイナーとしてだけではない、人知れず愛を、生きる勇気を、未来への希望を与え続けてきた彼の功績を評価し、正当な肩書きがきちんと記されていることに救いを見出すことができますね・・
日本版にもこの記述の追加を心から望みます。



彼はBENで映画のテーマ曲を歌い
WIZでアクターとしてスクリーンに出て
自分のミュージックビデオをショートフィルムと呼び、その創作のすべてに携わり
若いときからずっと、常にフィルム製作の素晴らしさを讃え、自らフィルムの仕事を切望していましたよね。

More in film, not on stage.
I see myself more productive in film, and directing myself in film.
Not so much [on stage] all over the world.
Because [on stage] you're not capturing anything-it's fleeting.
A concert is the most fleeting thing in the world.
It's excellent to look at, but you can't capture it.
With film you stop time.

ステージじゃなくて、もっと映画をやりたいな
僕は映画のほうで、もっと独創性が出せるように思えるし、自分の映画を監督したりね
世界中のステージの上はもういいかな
なぜなら、ステージ上の事はつかまえてとどめることはできないだろ、儚いんだよ
コンサートというのは世界で一番儚いよ
観るのは最高だけどね、でも残せない
フィルムなら時間を止められる


ステージを愛して、コンサートでファンと一体化することに無上の喜びを感じ、その夢のような刹那なきらめく一瞬一瞬を全力で表現していた彼でしたけれど、それと同じぐらい、ひょっとするとそれ以上に好きだったフィルムの世界。

そのフィルム・・映画の祭典で、彼はアクターというにはあまりにも多彩すぎる、もはやアートの申し子として敬意を表されたからこそ彼の名前の下には肩書きがなく・・。

彼の肩書きは


Michael Jackson


これでじゅうぶんだって


みんな、そうだろ?これでわかるだろう?


Oscar2010.jpg



そんな風にこのアメリカの由緒ある映画の祭典で、彼が映画人として讃えられたのだとわたしには思えました。

わたし個人の意見です。
THIS IS IT は、マイケルのコンサートリハーサルの場面をつないだ映像ですけれど、マイケルの作品ではない。
今はそんな風に感じています。
あれはケニーの作品だと。
いいとか悪いとかではなくて。


ですから、今回のノミネートに入らなかったことを残念に思う気持ちもないのです。

あの映画の中で、歌い、踊り、笑い、話すマイケルは、例えどんな状況であったとしても、未完成なものであっても、わたしにとって大切な宝物には違いないのです。
だけれども、あれを彼の作品だとはやはり思えないのです。
彼が最初から最後まで細部にわたりすべてをコントロールし、彼が最終的に納得したものがはじめて「彼の作品」として世に出るものだと思うからです。


そういう意味では、あのアカデミーではTIIのノミネートという観点よりも、彼が心から大好きだった映画の祭典で、映画人として讃えられたことのほうが、わたしにとってはとても嬉しく思えたのでした。
意見が違う人もいるかと思います。
そういう見方もあるのだなと、どうぞ流してくだされば幸いです。







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コメントの投稿

非公開コメント

はじめまして、akimさん。
いつもakimさんの語るMJへの想いに対して、うんうん、と納得し、時に微笑み、時に涙しています。

アカデミーでの感想とTIIへの思いは、まったく同じことを感じました。
あぁ、同じように感じている人もいるのだと知って、勇気を出して初めてのコメントをしてみました。

いつも愛で一杯のMJへの言葉。
akimさんのブログに出会えて感謝してます。

BV、もうすぐですね。
私は日々愛用して、逢った事のない愛しのMJを想ってます。
彼の写真たちの処に置いてますv-344
BOより使い易い香りです。

リアルタイムで見ていました。
マイケルは、幼いころからこよなく映画を愛し
これからも映画に携わっていきたいと願っていた人。
あの場面で彼に会った時、驚きとともに感謝の気持ちが…
ありがとうMJ、歌もダンスもそうだけど
映画の世界でも、私たちを楽しませてくれたよね。
SFつくってくれたり、カメオ出演してくれたり。
これからの作品もみたかったな…。
私は、追悼コーナーでのマイケルをとっても誇らしく思いました。

それにしても短かったです。私には、一瞬に感じられました~(^^ゞ

そうですよね、TIIは私もケニーの作品だと思っています。
あんなに素晴らしいコンサートを実現させてきても儚いと感じていたのですね。
1本でもいいから映画を撮らせてあげたかった・・・(泣)
嬉しそうにカメラを手にする彼の笑顔を思い出し何だかまた・・・うぅマズイ^^;

Michael Jacksonの名前の下・・・何もなかったのですね。
感動しました。
そこに気付くakimさんってやっぱりスゴイ!!^^

そう、マイコーの肩書きは、マイコー。
それだけで充分。
akimさん、直撃しました(;_;)

こんばんは。
アカデミー賞で讃えられるなんて、きっとマイケルは喜んでいるでしょうね。

TIIツアーの後、マイケルがどんな映画作品を作ろうとしていたのか・・・
Ghostを超えるダンスを見せてくれたのか、それともダンスなしで、彼の新しい世界を見せてくれたのでしょうか。
うぅ、涙が・・・

kyoさん

こちらこそはじめまして♪そして優しいコメントをありがとうございます。
同じ想いを抱かれた方がいるのだとわたしも嬉しいです。
こんな地味なw ブログから彼への愛を感じ取っていただけるのは
読んでいる方も彼を心から愛してるからだと思っています。
言い尽くせない彼への憧れや尊敬や愛おしい想いを
なんとかつたなく綴っていますが、同じ気持ちの方々とそれらを
共有できることを本当に嬉しく感じています。
ありがとうございます。
これからもぜひ気軽に遊びに来てくださいね。

そうそう、BAV来ましたー♪
kyoさんの気持ちわかります。使う事で彼を身近に感じますものね。
しかし、BOにも参りましたが、これも手ごわいですねw
これらの香りに負けない女性になるべく頑張りますw

ぶどうさん

リアルで見たたら驚いたんじゃないですか?
まさかここでwみたいな。
個人的には追悼コーナーに出てくること自体は悲しいから
イヤなんですけれど、なぜだかとても意味のあることのように思えて
しまったんですよね・・

彼のカメオ出演、Men in Black Ⅱはよかったですよね!
もう少し出番が長ければよかったけれどなぁ。
The miss cast awayは・・友情出演だから仕方ないけど
やっぱもうちょっと出るもの選びなよって言いたかったですけれどねw

kaoriさん

うん。そうなんですよね。
だから、TII の映画の動員数が、とかDVDの売り上げが、とか
報知映画賞を取った、とか2009年最大のヒット(実際はアバターだけど)
とかって大騒ぎになっても何の感情もないんです。
それだけ多くの人が彼を観たんだなー・・ぐらいでw
逆に大騒ぎの渦中に彼一人置き去りされているようにも思ったときが
ありましたね。
ただ、作品を評価されたケニーに対してはよかったと思いますし
彼の事は好きですけれどね。それとこれは別w

ふふ。すごくないすごくないw きっとkaoriさんもすぐわかりましたよw

Pさん

ストライクでしたか?w
ただ歌やパフォーマンスを優先的に愛する人にも
彼のphilanthropistの部分を忘れないで欲しいから
日本のWikiもちゃんと記述して欲しいですよね。
いろいろ知った人にとっては肩書きなんかいらないんだけどねw

Milminさん

ねぇ、どうなんでしょうね。
でもきっとおそらく、本当の映画を撮りたかったのだと・・
自分が出演するのではなく、監督で。
彼が温めていた企画はどれも人間の優しさや悲しさがベースに
あるものでしたから・・調べたかぎりではw
近々記事にしたいと思っています。
なーんていって、実はバリバリの新曲のSFだったかもしれないのに
無責任な事いっちゃいけませんね。
でもなんにしろ素晴らしいものになったに違いないです。
だってマイケルが創るんだもの・・ねw

そういえば、THIS IS IT は映画としてはまったく見てなかったなあ、
ただ、マイケルが見たかった、自分が感じたマイケルが確かなものか見たかった
という感じだけでした。
映画としての評価なんてまったく考えていなかったです。
私は映画人マイケルはディズニーに近いと感じてました、
ショートフィルムやコンサートの演出とはちょっと違う
かなあ?と
全て見てないから一概には言えないと思いますが^^

やっちさん

確かにCaptain EO はディズニーですしね。
MoonWalkerも夢を与える感じがね。
彼はウォルト・ディズニーを尊敬してましたしね。
でも実はわたしはSFの「Childhood」の映像にとてもディズニーを
感じています。あの曲のメロディ自体にも。
詩は彼の心を思うと切ないものですがあのメロディは本当に
胸を打つ旋律ですね。
当時あの曲をとても酷評していたRollingstones誌のライターには
がっかりです。w
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gonpee2008

Author:gonpee2008
名前はakim
家族は主人と猫のゴン&ピー
いたってノーマル・・だけどMJバカw

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