2005年6月13日 -Victory day-
日本では14日ですが、US時間の今日、6月13日はマイケルが捏造された冤罪に対して
完全勝利評決を勝ち取った日です。

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・無罪ではなく無実なのです
・本当に書きたかったことを (7)
・本当に書きたかったことを (8)
彼の人生には、普通の人生では到底思いもよらない、想像もできないほどの様々な出来事があって
いいことも悪いことも、凡人が経験するそれとははるかに異なるもので
時には天井知らずの素晴らしい喜びであったり
あるいは底なし沼のような地獄の苦しみであったり
でもこの裁判だけは
彼の人生で本当に必要だったのかと神に問いたくなる
恩知らずな金の亡者の家族と、権力を武器に本来の職責を忘れたracistが、何もないところに虚偽の証言を積み重ね作り上げた冤罪
パントマイムであたかもドアがあるように、実際はないドアを大げさに開けたふりをして、もともとないドアの向こうに、身の毛もよだつ恐ろしいモンスターがいるように仕向け、こいつをつかまえようと大声をあげた
メディアはモンスターなどいないことには目を閉じて、いかに恐ろしいモンスターかということだけのみ伝えていった・・
まるで裸の王様に「なんて素晴らしい服でしょう」とはやし立てた聴衆のように
もともと何もない場所に、ありもしないドア、いるはずもないモンスター・・
そこは「何もない」場所なのだという事を証明しなければならなかった不毛な戦い
それがあの裁判でした
3ヶ月の地獄
初めの頃こそ見せていたピースサインも笑顔も
見る見るうちに少なくなって
見る見るうちに痩せていって
6月に入る頃には
全く笑顔もなくなりました
2005年7月7日
ジャメインは6月13日の無罪評決後、ネバーランドへ家族で戻った後、マイケルがどのようであったかを
独占インタビューで答えています。(ソースはこちら)
He had a sandwich...and he put on ‘The Three Stooges,’ and he just laughed, and it just was some positive entertainment... and the family came up. We hugged, and we talked...
It was very, very tough, because he had done something that I don’t think I could have done.
He stood up, and he held his head up all that time.
マイケルはサンドイッチを手にして・・「3バカ大将」を観ながら笑い出したのです。ただの気晴らしに過ぎないけれど・・そこに家族が集まって、お互いを抱きしめ語り合いました。
本当に本当に厳しかった。でもマイケルは僕には出来ないようなことを成し遂げました。
彼はまっすぐに立ち上がり、どんな時も顔を上げ、前を向いてきたのです。
The Stooges' craziness helped me to relax and to escape life's burdens.
They influenced me so much that I even wrote a song about them.
Stoogesのばかばかしさは、僕をくつろがせ、人生の重荷から逃れる手助けをしてくれました。
(Curly:Foreword by Michael)
この時彼が見た「3バカ大将」は、耐えずともよかった苦悩を、受けずともよかった苦痛を、負わずともよかった重荷を、どれほど和らげてくれたのでしょうか・・
勝利の評決が響き渡る中、世界中から駆けつけたファンや家族や関係者が
はじけるような歓喜に酔いしれていた同じその時
マイケルの顔に笑みはなく
ただ静かに手をあげてくれていました

その彼が
ターキーのサンドイッチを口にして
声を出して笑った
それが唯一の救いです
彼の
苦痛と悲しみと平穏と喜びが
タペストリーのように織り込まれた
6月13日というこの日を
わたしたちは決して忘れてはいけないのです
完全勝利評決を勝ち取った日です。

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彼の人生には、普通の人生では到底思いもよらない、想像もできないほどの様々な出来事があって
いいことも悪いことも、凡人が経験するそれとははるかに異なるもので
時には天井知らずの素晴らしい喜びであったり
あるいは底なし沼のような地獄の苦しみであったり
でもこの裁判だけは
彼の人生で本当に必要だったのかと神に問いたくなる
恩知らずな金の亡者の家族と、権力を武器に本来の職責を忘れたracistが、何もないところに虚偽の証言を積み重ね作り上げた冤罪
パントマイムであたかもドアがあるように、実際はないドアを大げさに開けたふりをして、もともとないドアの向こうに、身の毛もよだつ恐ろしいモンスターがいるように仕向け、こいつをつかまえようと大声をあげた
メディアはモンスターなどいないことには目を閉じて、いかに恐ろしいモンスターかということだけのみ伝えていった・・
まるで裸の王様に「なんて素晴らしい服でしょう」とはやし立てた聴衆のように
もともと何もない場所に、ありもしないドア、いるはずもないモンスター・・
そこは「何もない」場所なのだという事を証明しなければならなかった不毛な戦い
それがあの裁判でした
3ヶ月の地獄
初めの頃こそ見せていたピースサインも笑顔も
見る見るうちに少なくなって
見る見るうちに痩せていって
6月に入る頃には
全く笑顔もなくなりました
2005年7月7日
ジャメインは6月13日の無罪評決後、ネバーランドへ家族で戻った後、マイケルがどのようであったかを
独占インタビューで答えています。(ソースはこちら)
He had a sandwich...and he put on ‘The Three Stooges,’ and he just laughed, and it just was some positive entertainment... and the family came up. We hugged, and we talked...
It was very, very tough, because he had done something that I don’t think I could have done.
He stood up, and he held his head up all that time.
マイケルはサンドイッチを手にして・・「3バカ大将」を観ながら笑い出したのです。ただの気晴らしに過ぎないけれど・・そこに家族が集まって、お互いを抱きしめ語り合いました。
本当に本当に厳しかった。でもマイケルは僕には出来ないようなことを成し遂げました。
彼はまっすぐに立ち上がり、どんな時も顔を上げ、前を向いてきたのです。
The Stooges' craziness helped me to relax and to escape life's burdens.
They influenced me so much that I even wrote a song about them.
Stoogesのばかばかしさは、僕をくつろがせ、人生の重荷から逃れる手助けをしてくれました。
(Curly:Foreword by Michael)
この時彼が見た「3バカ大将」は、耐えずともよかった苦悩を、受けずともよかった苦痛を、負わずともよかった重荷を、どれほど和らげてくれたのでしょうか・・
勝利の評決が響き渡る中、世界中から駆けつけたファンや家族や関係者が
はじけるような歓喜に酔いしれていた同じその時
マイケルの顔に笑みはなく
ただ静かに手をあげてくれていました

その彼が
ターキーのサンドイッチを口にして
声を出して笑った
それが唯一の救いです
彼の
苦痛と悲しみと平穏と喜びが
タペストリーのように織り込まれた
6月13日というこの日を
わたしたちは決して忘れてはいけないのです
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