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傷つけられても優しい人に - 「あいくるしい」とマイケル

久しぶりのお化け視聴率をたたき出したドラマ「家政婦のミタ」の次のドラマ予告で、マイケルのThey Don't Care About Usのイントロが流れて、わたしと同じように沢山のマイケルファンは色めきたった(笑)と思いますが、残念ながらTDCAUは、2012年1月11日夜10時スタートの、この新ドラマ「ダーティママ!」の主題歌ではなく、挿入歌でもなく、おそらく挿入はされるでしょうけれど一部テーマ曲っぽい使われ方をするのかな?
(ダーティーママ!公式HP主題歌

ちょっと残念・・ (´・ω・`)ショボーン
でも初回は見てみようかな^^

このドラマの主役である永作博美さん演じる子持ちの刑事さんは、妥協も言い訳もせず自分の生き方を自分で選び自分の足で立ち、常に「闘い続けている女」だそう。
おお、マの字がスメるw

永作さんといえば昨年も同じ日テレでこちらも自分に嘘がどうしてもつけない「曲げられない女」を菅野美穂さんが演じたドラマに出演していましたね。
このドラマでは毎回主人公のサキが、何年も落ち続けている司法試験の勉強を始める際、なかなかエンジンがかからない自分のテンションを上げるために、ファンであるマイケルの曲をかけるという演出がありました。
第一話がBlack Or Whiteで最終話がBeat Itでした。


第一話Black Or White

サキの顔つきは全く面白くなさそうなのに、自分ではノリノリで実際はへろへろと踊るという設定w
このへろへろとした踊りにもきちんと振付師がついていたそうです(悪口ではないですよw)

このマイケルの曲で踊るシーンは、DVD化された際、版権の問題で(必ずでるよね・・)収録されなかったとか。
そんなこっちゃ魅力半減だなぁ・・(´・ω・`)ショボーン

彼の音楽を使う(映像も)のは、相当いろいろな問題をクリアしなくてなりませんからね。
一方ではどこでもかしこでも安っぽく使用されることは、マイケルの価値を下げる要因となるという理由も一理ありますし、悩ましいところです。

ここまで書いてきたものは、いずれもテーマ曲として使われたもの。

ところが、この問題をクリアして堂々と主題歌として彼の曲が使われたドラマがありました。

img9f58bb2czik3zj.jpeg


TBS系列で2005年に放送された日曜劇場「あいくるしい」がそれ。
主題歌は「BEN」



ご覧になった方もいらっしゃるでしょうね。

わたしはリアルタイムでは1度ちらっと見ただけで、主題歌がマイケルだっていうのも知りませんでした。
要するに見ていないw

ですが、10月から11月に再放送をしていまして、偶然1話を見て「え・・これって・・」とくぎ付けになり、お昼間の放送でしたので仕事のときは見れませんから録画して全話見て、毎回号泣してしまいました。

ざっくりいうと一人の少年を通して、家族や友達とのきずなと愛情を考え確認し成長していく姿を描くというものなのですけれど。
主人公の少年を当時小学生だった神木隆之介くんが演じているのですが、この男の子の言うこと、考え方を通じて伝わってくる思いが、誰かさんをどうしても連想させてしまうのでした。
少年を取り巻く大人たち、亡くなってしまう優しいお母さんだとか、少年が尊敬して愛してやまないおじいちゃんだとかが、少年に語りかける言葉も、もうマの字がぷんぷんスメるわけでw

この素敵なセリフを書いた脚本家はいったいどなた様かと調べましたら、野島伸司さんでした。
問題作もあるけれど「一つ屋根の下」とか、家族愛をテーマにしたドラマも多い脚本家でいらっしゃる。
へぇ・・意外・・と思い、さらに調べると、野島さんはなんと主題歌であるBEN(ベンのテーマ)をモチーフにこのドラマの企画を考えたそうです( ̄□ ̄;)!!

BENをモチーフに・・というより、マイケルの世界観そのものじゃないかと思うぐらいで、それがわかってなおさらこのドラマで語られるセリフが心に響くようになりました。

しかもこのドラマが放送された期間というのが、2005年4月10日~6月26日(全11話)まで。
スタートした時期は、まさにマイケルがあの不毛で陳腐なばかばかしいでっちあげ裁判の公判真っ最中で、このドラマの第10話あたりで無罪判決により裁判終了に至っているという事。

今から思えば、ある意味とてもリスキーなことだったのではと思いませんか?
ファンがマイケルの無実を信じて疑わないのは当然だとしても、一般人にとれば、今と違ってテレビで流される情報をうのみにすることに疑問を抱かなかった時代。
特に日本には裁判の詳細な情報はなかなか届かず、ワイドショーではくだらないコメンテーターがマイケルに不利なことばかり偉そうに話し、その根拠のないくだらないコメントだけが独り歩きをする現状のなかで、渦中の人の曲をモチーフにしたドラマを制作するだけでも反対があったかもしれなくて、さらに主題歌として決定した楽曲の使用は簡単にはいかないことで有名で、おそらくさまざまな面倒な交渉や条件などを辛抱強く片づけなくてはならなかったはずで、しかもまだ審議の途中であり最悪主題歌のアーティストが有罪にでもなればドラマ自体取り返しのつかないダメージをこうむり、大失敗作になりかねないリスクを承知で、日曜9時というゴールデンタイムの放送にGOサインを出した局。
当時わたしにはわかりませんでしたが、脚本家の野島さんはじめ製作スタッフ、そして局の上層部に必ずマイケルの無実を確信し、アーティストとしての彼を大好きでリスペクトをしている方々(絶対複数いたはず)がいたことを確信せずにはいられませんし、彼らのとても強いマイケル愛を感じるのです。

mj2005trial_hand.jpg


この件に関してだけは、あながちわたしのいつもの妄想ではなさそうな気がして仕方がない。
それだけデリケートな時期に放送されたということです。
そう思えば、判決後に最終回を迎えたこのドラマは、彼のイメージ回復に一役買っていたかもしれなくて、だからなおさらこのドラマのセリフが心に染み入るといいましょうか。

少しご紹介しますね。


主人公の名前は幌馬車のほろ。
ほろは1993年生まれの12歳。(1993年っていうのがまた(/_;))
小学校で将来の夢を聞かれ、周りから笑われても真面目にこう答える男の子

「ぼくの将来の夢は、世界を救うことです」


ほろは人一倍優しくていつでも人のことを考える男の子なのに、彼は生まれてから一度も泣いたことがなく、そんな涙が出ない自分は本当は冷たい人間なのじゃないかと悩み、大好きなおじいちゃんにそのことを打ち明けます。
その時におじいちゃんがほろにゆっくりと優しく語る言葉。

「人間は誰もが、心に木を持っているんだ
その木が、ほろは普通の人より太くて強いんだ
人はね、悲しいことがあると瞬間その木が折れてしまうんだよ
そうすることで、木が悲鳴を上げるように涙をこぼす
だけどほろの幹は太くって強いから、簡単には折れない
風が吹いても雨がたたいても折れない

慰めてあげられる
支えてあげられるじゃないか
人はね、心の木が折れると自分ではどうしていいかわからない
何も考えられない
だけどほろの幹は強いから、そんな時でも考えられる
行動することができる
思いやることもできる
ほろが誰よりも強くて優しい証がそこにある
世界を救えるほどさ」



病気でおそらく余命いくばくもないほろのお母さんが、病院よりも家族と一緒に生きることを選んでうちへもどってきます。
お母さんは子供たちに遺言のように大切なことを伝えていきます。

「優しい人になってね
傷つけられても優しい人に

好きって言葉は魔法なの
言われた人を幸せにする魔法
友達にでも誰にでも

悲しい人はね、好きって言われたことのない人だから」




いつもにこにこと陽だまりのような優しい笑顔のお母さんの命の灯がとうとう尽きた時、お父さんの悲しみは深く、葬儀に出ることを拒み家に閉じこもるほどでした。
でもほろをはじめとする子供たちに支えられ、なんとか立ち上がるお父さん。
母のいない朝、完全にからまわる空元気で盛り上げようとするお父さんを、逆に悲しませないようにつきあってあげるほろたち。

「みんながつきあっているのは、もしかして一番悲しいのは、お父さんかもしれないからです
一番悲しい人が頑張ろうとすると、つられてしまうものなんですね
僕もそういう人になりたいと思います
一番悲しい時に頑張ろうとする人に」


anYVzd.jpeg
ほろくん


ほろが好きになった女の子を怒らせてしまい、自分が彼女のためにしたことが彼女を傷つけたかもしれないことに対して傷つくほろとおじいちゃんの会話

おじいちゃん 「ほろは世界中の人を応援したいんだろう?みんなに優しくしてあげたい」
ほろ 「うん」
おじいちゃん 「そうなると、これからもきっと多くの人に傷つけられてしまうかもしれないね」
ほろ 「僕平気だよ、だって僕の心の幹って強いんでしょう?」
おじいちゃん 「ああ」
ほろ 「お母さんが言ってた、人を傷つけるのは悲しい人だって 
    たぶん、誰にも好きって言われたことがない人だって
    だから僕ね、そういう人にあったら、好きって言ってあげるんだ」
おじいちゃん 「傷つけられてもかい?」
ほろ 「うん、そうだよ」
おじいちゃん 「ほろがそんな大人になったら素晴らしいことだね 本当に世界が救えるかもしれないな」



人を傷つける人は悲しい人
だからこそそういう人に「好き」といってあげるんだと言うほろ



マイケルもたくさんたくさん傷つけられて
それでもなお愛することをやめない強くて優しい人で
悲しくて辛い時も自分以外の人のために頑張って

そのうえ、わたしたちを幸せにする魔法の言葉をたくさんたくさん言ってくれる


きみたちのことが好きだよ
愛してるよって



I love you

I love you more



2j137tymj.jpg




2002年イギリスのエクセターフットボール(サッカー)クラブ主催のチャリティイベントでのスピーチ(ソースはこちら)で、マイケルは戦争という愚かな大罪をもとから断つには、身近な人を愛し思いやり、その人に「あなたを気にかけていますよ」と伝えることが大切だとして、隣り合う人と手をつなぐよう呼びかけます。

Dont be shy! Do it! It starts now!
Now, tell the person next to you that you care for them.
Tell them that you care for them.
Tell them that you love them.
Tell them that you love them.
This is what makes the difference.
Together we can make a change of the world.

恥ずかしがらないで!さあ、つないで!今から始めよう!
さあ、隣の人にあなたを気にかけていると伝えて下さい
あなたのことを気にかけているよと伝えて下さい
あなたを愛していると伝えて下さい
愛しているよと伝えて下さい

これこそ大きな変化を生み出す事なのです
僕達は共に世界を変えていくことができるのです



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エクスタースピーチでのマイケル



過去記事で書いた「それでもなお、人を愛しなさい」を思い出します。
その記事で引用したトラヴィスの言葉も。

「彼は、大きな声を出したり反論するタイプじゃありませんでした。むしろとても穏やかな人でした。
違う意見も愛でのりこえようと。
彼についての嘘を言う人たちに対してだって、言い合いで嫌な気分にさせるより、むしろ彼はその人たちのために祈るんです。
「そういう人にはもっと愛が必要なんだ」と言ってね」



彼は自分を傷つけた人であってもその人を許し、なお彼らを愛そうという強くて太い幹の木を心に持っていた・・いえ、そうありたいと願っていたのでしょう。
オックスフォード大でのスピーチでも「許す」ことが「癒し」のはじまりだと話していました。
とても難しいことですし、彼もそうは言っても人間ですからうまくいかない時もあったでしょうけれど、少なくともそうありたかった彼から放たれる言葉には、口先だけの軽さなど全くなく、むしろいつでも真摯さに満ちているからこそ、心に響き心にしみわたり心を揺り動かすのですね。

彼には何度も心の木の折れる瞬間があったけれど、折れても折れてもまた新しくその木からは新芽が芽吹き、その幹は前よりもさらに太く強く再生し、やっぱり自分よりも誰かのことを慰め支え、愛そうとしていたと。



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このドラマのセリフが、マイケルを意識したものなどでは全くなかったとしても、「世界中の人を応援して、悲しい人たちを救い出して、たとえ傷つけられても愛することを決してやめずに、雨や風や嵐から大切なものを覆って守る幌のようにみんなに優しくしたいんだ」というその果てしない思いやりと強さを託された主人公ほろは、わたしたち誰もがそうなれればどれだけいいかという願いであり理想なのだと思います。

12歳の子供だから、この理想を高らかに大きな声ではっきりと言わすことができるのです。
12歳の子供だから、ほほえましく見ることもできるでしょう。
12歳の子供だから、まわりに笑われても「頑張って」と応援したくなるでしょう。

そしてこれがあくまでドラマの中のお話だから
ドラマなら許される理想だから


でもこれが現実に大人が口に出したなら


ほんの少年のときから、世に言うところの分別のある年の大人となってもなお変わらずに、その理想を体現し続けたがゆえに、痛くもない腹をさぐられ揶揄され中傷された人


このドラマをマの字を意識しながら考えたおかげで、また彼がどれだけ素晴らしい人かを心に深く刻むことができました。
(あくまで自分の感想ですけれどね^^)



悲しくて辛いことが大半を占めたこの年
自分にとって何が大切でどうすることが必要か、考え方生き方をこれほど考えさせられた1年はありませんでした

そしてそんなときにもいつもマイケルがそばに



年月が経つほどに彼の存在は大きくなり、その不在の悲しみは深くなり、だけれどもその存在は「大好きなアーティスト」にとどまらず、自分の人生の道を進む際、何か立ち止まって思案するときの道しるべのごとく、あの日までより逆にリアルに心のよりどころになっていく不思議。

時が経つほど彼のなにもかもが鮮やかになる不思議。


あと少しでやがて来る新しい年も、わたしの心にはいつもマイケルがいますように
悲しむだけではなく、自分の歩く方向を決める時、彼を想うことが自分にとっての正しい判断の助けになりますように



そして、ここを訪れてくださった方々にも感謝を


来年もおひとりおひとりのそばでマイケルが微笑みますように



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今年最後のブログ更新です

よいお年を^^

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ばりばり琴線!

Pさん・・・へへ、初めてBlogにコメントするよ!
今日のお話はばりばりの琴線だったから
朝から泣いてもうたよww
「愛くるしい」は当時マイケルのマの字もない全然このドラマのバックヤードも知らないで毎週欠かさずに見ていたのよ。
何が良かったかって?このマイケルの「BEN」の歌にまず惹かれて
ドラマの内容もどストライクだったのよ。
当時マイケルのファンでは全然なかったけど
「BEN」はよくカラオケで歌っていたわw
毎週ドラマを見ては号泣していた事を思い出した。
そうそう、ほろ君とおじいさんの会話が大好きだったのかも。
ドラマ全体も優しさが溢れていて本当に好きなドラマだったな~
久々にまた見たくなったよ。

マイケルってさ~人の中に眠っている優しさを
引き出してくれる人だと思うんだよね。
人に優しくする事が恥ずかしい~って思ってる人もいるけど
全然恥ずかしい事じゃないんだよって思わせてくれる。
あとさ~誰にでもあった子供の時の素直な感覚
これも引き出してくれるんだよね。
Pさんいつも素敵なBlogをありがとう!
よいお年を!

eimy!

嬉しいコメントどもありがとう^^
でも恥ずかしくて穴があったらはいりたいかもw

このドラマは本当に素敵だったよね。当時視聴率がふるわなかったそうだけれど、おそらく今ならもっと多くの人の心の琴線に触れる内容だと思う。
eimyの言う通り、マイケルは本当にいろいろなことを教えてくれる。
人によってその内容は様々だろうし、みんな同じでなくてもいいけれど、少なくとも「優しさ」と「素直」な心を大切にするということは、やっぱり引き継いでいきたいよね。
人を傷つけるよりも、そんな心を持つ続けて傷つけられるほうを選びたいよ、あたしゃ^^

keiさん

わわわ>< Twitterでのバカさ加減を知られている人に、こんな形でお会いするなんて、穴があったら入りたい~~
とはいえ、嬉しいコメントどうもありがとうございます!

えー、こんなしょぼいブログ大丈夫でせうか・・?(汗
こちらはもういいも悪いも、全然かまいませんけれどもkeiさんの信用がくずれないか心配ですぅ(気ぃよわーww

こちらこそ今後ともどうぞよろしくお願いします!
Twitterでお会いしたらまた声かけてくださいね^^

Thank you for sending new year message!
Hope this year will be a wonderful year for you.
Let's keep on loving Michael! ^^

keiさん

お返事遅くなってごめんなさい><

勇気づけられる言葉を沢山かけてくださって感謝感謝です^^
そうですね、マイケルも多面体の人でしたものね!(一緒にするなw

頑張って今年もほそぼそと更新していきますので、たまに遊びに来てください♪
ありがとうございました~
keiさんも風邪には気を付けて^^

Augさん

わざわざお越しいただいてありがとうございます^^

偶然でもAugさんが元気になる手助けがこのブログでできたのなら嬉しいです♪
あんまりここで長々書いて詮索されるのもなんですから、簡潔に^^
わたしもなんか凹む時、いつもマイケルを想います。そしたら「たいしたことない」って思えちゃうことが多いです。
世の中には見習いたい人が多いですけれど、本当に彼は別格!
わたしたちは素敵な彼をお手本にできて幸せですよね♪

最新記事、楽しそうで安心しました^^
いい仲間がたくさんついていらっしゃるのだから、どうか気にせず今やりたいことを(書くことも)思い切り楽しんでくださいね!
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Author:gonpee2008
名前はakim
家族は主人と猫のゴン&ピー
いたってノーマル・・だけどMJバカw

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