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7年

先日、カニエ・ウェストの最新曲がビルボードチャートのトップ40入りし、男性アーティストのトップ40入り曲数ランキングで、39曲の記録を持つマイケルを超えました。
そんなランキングがあったことも知らなかったし、実際「あー、そうなんですか」的感想しかなかったのだけれど、ファンの中にはそれについてどえらく怒った人もいて、自身のインスタグラムで「カニエ腹立つわー!」的なことを書いたら、パリスちゃんがその人に向けてこう綴ったんです。


The first time I ever heard Kanye's Heartbreak album was from my dad, he played it for me all the time. He liked him.
He never saw music as a competition or a game, never had a motive to talk shit about other artist.
It was always about the love and respect and appreciation for music.

私がはじめてカニエのアルバム Heartbreak (808s&Heartbreak/2008年)を聴いたのは、パパがかけてくれたからよ。いつも私のためにかけてくれたの。カニエはパパのお気に入りだった。
パパは音楽を競争やゲームだなんて思ってなかったし、他のアーティストの悪口なんか言ったことないわ。
いつも音楽に対して愛をもって敬意をはらって感謝していたの。

So if someone breaks a new record, be happy for them. They worked hard for it and they earned it.
Don’t be angry or jealous or bias. Music is music and if it’s good it deserves recognition.

だから、もし誰かが自分の記録を抜いたら、きっと彼らのために喜ぶわ。だって彼らはそこへ辿り着くためにとても頑張ったんだもの。それは彼らの努力に値する結果なのよ。
怒ったり嫉妬したり偏見をもったりしないで。音楽は音楽だし、いい音楽にはいいと認める価値があるのよ。


_000_0_20016_MJparis_instagram2.jpg


パリスちゃん、しっかりマイケルイズムが根付いてますー^^

生まれた時からそばにいてくれたパパ。
人として大切なことを時に厳しく、時に愛情深く教えてくれたパパ。

彼女の中でマイケルがしっかり息づいているのがよくわかってとても嬉しい。


時にファンは、好きなアーティストのことが好きすぎて、少しの批判にも敏感に反応して必要以上に激昂したりすることがある。
その人の記録や実績をおびやかすアーティストを敵対視したりすることがある。
その人を想うがゆえに誰かを屈服させたがることがある。
同じファンでもその人への忠誠心がどれぐらいかをはかり、優劣をつけたがることがある。

そのアーティストを愛するがゆえ、守りたいがゆえのこと、と彼らはいうだろう。


古今東西、今も昔も、ファンというのはそういうものなんだろう。




あたしもそんな時期があった。

自分の無知が悲しくて、彼の事を深く知りたかった。
知ることで彼との空白を埋めたかった。

彼に対する偏向報道が許せなかった。
彼への誤解をときたかった。

いてもたってもいられずにキーを叩いて
ブログを書いて書いて書きまくった。

自己満足に浸り、自己中心的な文章を綴り、時に自分で書いた記事に酔った時もあったと思う。
きっと自分の中で勝手な正義を振りかざしたこともあったかもしれないし
自分が一番よくわかってるなんて、恥ずかしくて死にそうなこと思った時もあったかもしれないし
自分の中でMJのため、MJを守るため、なんて大馬鹿野郎の勘違い野郎になり果ててた時もあったかもしれない。

ばーかばかばか、akimのばーか
恥かしー!ひー!><


そのうち、知れば知るほど、もう自分の筆力では書ききれないと思うことが増えた。
書いては消し、書ききってもお蔵入りになる記事が多くなってきた。

マイケルは本当に驚異的な人。

アーティストとしてもダンサーとしてもシンガーとしてもクリエイターとしても
人としても親としても

そしてなんて複雑で深くて面倒くさくてかわいらしくて人間味あふれる人だろう。


マイケルブログみたいになって7年経った。
7年前の7月7日が、本当の意味でマイケルのところへ出戻った日だった。
出戻りの自分がちまちまとでもよく続けてこれたと思う。
出戻りのくせに偉そうに、何様だって自分に突っ込みいれながら書いた7年だった。

ブログを書いたからこそ、マイケルにいろんなことを教わることができた。
彼からいろんなものを与えてもらった。
自分の一生の指針となるものを伝えてもらった。

こんな風に思えるアーティストは、後にも先にもマイケルだけだと思う。


TII-UKOCHANY.jpg



そんな風に綴ってきた別館akimですが
彼の誕生日を区切りとして、更新の終了を決めました。
書けない状態でずるずる引っ張るのは、自分の性格上我慢できませんし
あたしは別れを切り出せない男が一番嫌いですし(て、知るか
そうです。自然消滅が嫌いなんですw


こんなヘタレブログに訪れてくださった方に心から感謝します。
長い間、読んでくださって本当にありがとうございました。


さあ、もうすぐ彼の誕生日。

世界中が彼を称え祝う日がやってきます。

ではその日にまた^^


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♡LOVE♡

akimさん、お久しぶりです。

心の整理がつくのに時間がかかり、お返事が遅くなってしまいました。
ごめんなさい。

今回も、大切に 大切に拝読させていただきましたよぉ。

パリスちゃんのお言葉…素敵ですね。そのお言葉の中に
michaelの魂を感じられ、胸が熱くなりました。
とっても素敵なレディー…
私もそんなレディーになりたいなぁ。


そして、akimさんの報告に驚きました。
頬に涙が伝いました。
頭が真っ白になりました…。

8月22日が4月1日であってほしい…
って何回も願いました。

でも…それは真実なんですよね。

akimさんが一生懸命に考えて、悩んで、決断した結果を私は受け止めます。

でも…でも…迷惑かもしれないけれど…
これだけは言わせて下さい。
何年、何十年、何百年後でも、akimさんのことを待っていられます。
また、いつかakimさんに愛たいです。


本当に、akimさんのブログに出会えて幸せでした。

たくさんの愛をありがとうございました。

akimさん、大好きです❤️

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gonpee2008

Author:gonpee2008
名前はakim
家族は主人と猫のゴン&ピー
いたってノーマル・・だけどMJバカw

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